野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

庭に出してみても開かず

野々池に咲いているリンドウの花を、4日程前に、数本採取してコップに差し、机の上に置いている。
採取した時は曇りで、リンドウの花弁は閉じ加減の状態にあった。野山では、日中の陽がさし暖かくなるとリンドウも花弁を広げ、陽が隠れ寒くなると閉じている。で、採取したリンドウの閉じた花弁をコップに差し、電灯の下に置いていると、それまで閉じていた花弁が半開きまでに開いた。それが2日程続いたが、その後は同じ条件においても花弁は閉じたままで、枯れかかっている様子もない。それではと、晴れて外気温11度の庭に置いてみた。正午過ぎに、やや開き加減をみせるも結局、花を開かず閉じたまま。それで、夕方になる前、部屋に戻し、寒くなったのでファンヒーターを付けて部屋を暖房して間もなく、やおら花弁の先端がわずかに開き始め、半開きまでになった。
    
今迄気にすることもなかったが、切り花がこんな動作をするのかの理由を探すと、花が咲いたりしぼんだりするのは何が関係している?によると、「植物が葉や花弁を閉じたり開いたりする運動のことを「傾性運動」と呼んでいます。傾性運動を起こさせる原因は植物の種類によって同じではありませんが、一般には温度が関係しています」とある。花弁には表と裏の表皮があり、花が閉じている時気温が上昇すると、花弁で包み込まれた内側の温度は外気よりも高くなる。そうすると、表(内側)と裏(外側)の表皮細胞の成長速度に違いが生ずる。つまり、成長はある温度範囲では温度が高い方が速度が速くなり、花弁は開くことになる。気温が下がると内側は直接に影響を受けやすく、外側の表皮よりも成長速度が低下する。そのため、花弁は閉じることになるんだそうだ。