このテリハノイバラが、野々池貯水池の土手のところどころに咲いている。
夾竹桃が咲き始めた時期なので、夾竹桃の白い花と間違いやすいが、良く見ると全く異なる。
薔薇のような豪華さはないが、清らかで、素直な印象は親しみやすい。
白い花弁は柔らかく、花弁の香りを確かめようと触るとパラパラと崩れやすいので、花全体を一つかみにせねばならないが、良い香りがする。
花の形を覚えるとウォーキングしながらでも良く目立ち、草むらから周囲の草を少し退けて写真を撮った。
ノイバラは日本の野生バラの代表種で、ノイバラ、テリハノイバラ、ヤマイバラ、ハマナス等、10数種ほど自生するとある。
薔薇は世界で数多くあるが、基本の薔薇は8種で、その中には日本原産のノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスの3種が入っていて
薔薇の新種改良の基本種として活用されてきた。
特に、芳香や色合いが優れた球磨地方のツクシイバラは、薔薇改良の台木として乱獲されたため、一時期絶滅の危機になったと聞いた事がある。
日本のノイバラシ種は病気に強く、耐寒性、耐暑性ともに優れているため重宝され、薔薇改良の基本種となって主にヨ-ロッパで改良されたことは有名。
*昨日からの台風4号の影響で、日頃人が多い野々池には誰も歩いていない。
ウォーキングも出来ないので、2、3日前の晴れた日に撮ったノイバラを書くことにした。