野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

AMA スーパークロス・・・「カワサキ陣営」 - その2







米国時間1月4日、カワサキ主催の「Kawasaki Supercross Party 2012」 がKMC本社で開催され公開された。

ここでの、USチャンピオンR.Villopotoの挨拶(Cycle News)が素晴らしい。
「I think with everybody here at Kawasaki, at Monster...
 I think we have the best team supporting us and the best group of people around here.
 It's up to me. These guys have done their job and I think I've done mine so far so we'll see Saturday night and after that」


先進国での二輪販売は底を打ったまま、当面はこのままで推移していくだろうし、日本の競合他社は既に新興国に販売の軸足を移した。
商品だけを前面に出した生産中心の戦略はとうの昔に行き詰り、しかも圧倒的戦闘力をもった商品が出現する可能性が極めて薄い環境の中では、
欧州二輪企業に見られるような自社ブランドやブランドイメージを含む末端サービスを消費者に常に訴え続けない限り、顧客は必然的に離れていく。

その中にあって、現カワサキUSの販売ソフト戦略はメディアに非常によい印象を与えているように見受けられる。
ハードウエアだけの販売戦略から顧客サービス等のソフトウエアを中心においた戦略は顧客の脳裏深く刷りこまれるので、顧客は「先ずカワサキから」となる。

テレビを主とする販売プロモーションは相当の費用がかかり過ぎると敬遠される一方で、
毎週土曜日の夜、テレビからそしてパソコン上にカワサキが連呼される。
レースが好き嫌いという低次元の議論以前の話はさておき、スポーツ大国米国の末端はモータースポーツに高い興味を示す。
これ程、利用価値が多岐にわたる安価なプロモーション活動は無いかもしれない。


そこに、MLBエンジェルスの本拠地「アナハイム球場」で開催される、同じ週に、USカワサキのヘッドクオーターは素晴らしいイベントを計画し実行した。
しかも「Supercross com」や「 Cycle News」等のホームページに投稿され「You Tube」にも取上げられたので、
必然的にカワサキファンは盛り上がるだろう。実に良い企画だと思った。


でもなぜ、このイベントに日本の顧客ですら殆どが知らない赤タンクのB8改造車が展示されているのだろう。
USカワサキで大活躍したライムグリーンのレジェントマシンをズラート並べる方が、USユーザーには遥かに高く訴求すると思うのだが。
この辺は如何にも日本的発想だな。





「2012 Kawasaki Team Announcement」