野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

この件、どうなったのだろう?

23日の米国モトクロスネット誌”MotocrossAction”のRUMORS, GOSSIP & UNFOUNDED TRUTHS: SIGN ON THE DOTTED LINEの中に面白い記事があった。米国における工場(メーカー)側と契約するワークスライダーの法的位置づけを解説した内容だが、その中にライダー”Davi Millsaps”についても若干触れている。「(5) A factory rider can be terminated with five days notice for breaching the contract (without just cause) or being convicted of a felony-level crime  (or any act of moral turpitude or an act that reflects poorly on the team). No one outside of Davi and Kawasaki know what led to his release from Team Kawasaki  in the midst of the 2015 Supercross season. Davi has rebounded to land on the BTO KTM team for 2016.
  「Davi Millsaps :motocrossaction」

2015年中盤、米国モトクロス・スーパークロスレースシリーズの途中で、米国カワサキワークスモトクロスチーム” Kawasaki Racing Team”から解雇され、その後、KTMチームでレースを転戦した”Davi Millsaps ”の件だ。

カワサキワークスは個人的に贔屓にしているチームで、その動向や戦績は日頃から気に掛けている。2014年以前までは、米国モトクロスシーンにおいて、カワサキは最強チームNO1の位置付けで高く評価されてきた。2015年、4年連続スーパークロスチャンピオンだった、カワサキの大スター”Ryan Villopoto”が米国のレースを一旦中断し欧州を中心とする世界選手権レースを転戦するに伴い、米国のカワサキワークスは新しく”Davi Millsaps”をワークスのエースライダーとして契約した。ところが、カワサキに移籍してきた Davi Millsapsは鳴かず飛ばずのレースを繰り返し、見る影もなく惨めな結果が続いた。毎レースのLAP CHARTや動画でレース展開を見ていたが、 Millsaps はずるずると後退し、ジャンプも上手く飛べない、コーナーではインを簡単に突かれる等、これがカワサキのワークスかと目を疑う場面も多かった。そして、とうとうシリーズ中盤でカワサキとの契約が破棄されると言う前代未聞の事態となった。米国の多くの専門ネット報道を読むと、カワサキと Millsapsとの契約破棄について、その理由を色々書いてあり、解雇された Millsapsが訴訟するとの噂の記事等もあるも、詳細は不明のままだった。年度途中のワークスライダーとの契約破棄という前代未聞の事態に、相互からの説明もないまま、 Millsapsは途中から他マシンに乗り換えレース参戦。なんとも不可解な事件で良くわからないままシリーズは終了した。カワサキワークスは結局スーパークロスシリーズ13位で終了。過去から連綿と続いたカワサキの輝かしい歴史の中、特に前年までは Ryan Villopotoによる4年連続チャンピオン獲得が続いていただけに、この戦績は目を覆うばかりに落差が大きく見えた。それは、カワサキファンのみならず世界中のモトクロスファンから信望を得てきた歴史だけに、残念に思っていた。

で、結局、米国カワサキモトクロスチーム” Kawasaki Racing Team”は”Davi Millsaps”を何故解雇したかの理由が全く不明のままに終わる。カワサキワークスを解雇された”Davi Millsaps”はその年に、カワサキの競合チームKTMチームと契約して米国のレースを転戦、今なお活躍している。この件は、どう言う理由でどのような経過でそうなったか相互に触れられずじまいとなった案件で、奥歯に物が挟まったままでいる。